高校の選び方

高校受験の際に大事なものといえば、内申書。 学習成績や生活態度、欠席日数や意欲など、生徒一人一人の情報が書き込まれる内申書は、実際のところ、内容は伺い知ることができません。 しかし、だからこそどういったものかを知ることで、内申書を良くするためのポイントがつかめるのです。

■高校選びの前に。

まず念頭においておきたいのは、高校は義務教育ではないということです。 これによって、英語や美術、音楽など専門的な分野に特化した学科を持つ学校が全国にあります。 これらの中から、みなさんは将来の夢や自分の希望、家庭環境や学力のレベルに合わせて行きたい学校を選ぶことができます。 高校生とは、ある程度の自立をし、自分を主張したり、周囲とのコミュニケーションを図りながら、更に人間性を高めていける時期です。 そんな時期だからこそ、高校は自分の個性を伸ばせる場所を是非選んで欲しいと思います。

しかし、どんな学校でも好きなところを選べるとなると、学校選びはとても大変な作業です。 よく似たレベルの学校もあれば、同じ分野の学科を持つ学校もあります。近距離もあれば遠く離れた地方までさまざま。 そんな中から1つに絞らなければならないのですから、志望校は早めに見当し調べることをおすすめします。

まず初めに、学校を選ぶにあたってしなければいけないのは、自分にとって何が一番大切かということです。 やりたいことが一つに絞られていれば、それに合った学校を選べばいいのですが、やりたい事や学校への希望が多くある場合、優先順位をつけなければなりません。 将来の目標を達成するには、「どんなことを身に付けるべきか」ということは考えるだけではわかりません。 資料やパンフレット、インターネットを利用したり、塾の先生や友達、親に相談して調べていきましょう。

■ 自分にあった高校の探し方

自分のやりたい、行きたいと思う学校に入っても、なかなかうまく行かず、入ってから辞めてしまう人は毎年たくさんいます。 多くは、人間関係のもつれや、授業についていけなくなったなどの理由からです。 せっかく努力して入っても、途中で辞めてしまっては、将来の目標も達成できませんし、大人になるうえで重要な高校生活が有意義に過ごせません。 そのためにも学校は“自分にあった”ものを選ばなくてはなりません。

ですが、やりたいことや考え方は誰しも変わりますし感じ方も変わります。 辞めることにもそれぞれに意味があるものだと思いますので、辞めるという選択が必ずしも悪いものではありません。

しかし、中には「つまらない」という理由も見られます。 勉強をさぼってばかりいてついていけなくなった挙句、つまらないと感じたり、コミュニケーションもとらずに友達ができないからと「つまらない」と言うのは、あまりいい理由とは言えません。 他人とのかかわりや授業でも大きく成長できる時期をみすみす逃してしまうことにもつながりかねないからです。

だからこそ、将来を頭においた高校選びが求められるのです。 イメージや評判がよくても、自分に合っているかは別問題です。 女の子なら、見た目にこだわることもあるかもしれません。 学校に行きたいと思っている間は、通学時間に目をむけていなかったり、部活にしか目を向けていなくても、いざ3年間通うとなったとき、やはり小さな負担でも大きな問題に発展してきます。 友達が行くから、という理由だけでの選択も考えものです。 たとえそれが素晴らしい学校でも、自分に合っているかはこれも別問題だからです。 くれぐれもメリットばかりでなくデメリットも受け入れたうえで、納得いく学校を選びましょう。

■ 志望校の決定

志望校を決定するにあたり、担任の先生や塾の先生、親などからもいろいろなアドバイスをもらうでしょう。 例えば自分の希望している学校をあまり理解してもえなかったとき、さらによく考えてみましょう。 先生や親は、常にあなたのそばであなたの学力や性格、その他の能力を見てきた人たちです。 無理なチャレンジや、入ってからついていけなくなることなどを考えているからこそ、アドバイスをしてくれているのだと理解し、よく話あいましょう。