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高校受験の基本
高校受験が始まり、各所では様々な言葉が耳に入ってくるとおもいます。 なんとなく知っている言葉や事柄でも、本格的な受験が始まる時期にはしっかり理解しておかなければなりません。 基本を知って、“いい学校”を選んでいきましょう。
高校には、ご存知のように「国立」・「公立」・「私立」の3つがあります。 これは主に設置団体が違います。 国立大学に附属しているのが国立高校、地方公共団体が設置する公立高校、そして、学校法人が設置するのが私立高校です。 これらにはこまかな相違点があるので、受験にあたって確認しておく必要があるでしょう。
■ 学校による相違点
◎費用について
国立、公立は、設置団体が共に国や市から出来ているため、費用が私立に比べて格段に低いのが特徴です。
一方私立は、学校によって学費は大きな差があるものの、全体的に高いため経済的な負担がかかる場合もあります。
制服のデザインや素材などにこだわりをもっていることによって、制服費用がかさんだり、教材を組み合わせることで教材費がかさんだりすることもあります。
修学旅行などにも大きな差がでます。
◎設備について
費用に比例し、国立、公立は、比較的設備が少ないのに対し、私立は費用が高い分しっかりとした設備、中には豪華なくらいところもあります。
体育館やホール、教育道具も揃えられており、教室の空調設備もしっかりしており、優れた環境下で学ぶことができます。
◎入試について
国立高校には、内申点と面接で受験できる推薦入試がなく、一般入試のみです。
さらに、一般入試にも内申点の問題はなく、学力検査と面接のみになります。
私立高校、公立高校は共に推薦入試、一般入試の二種類があります。
私立高校の場合は一般入試での面接はない場合が多く、学力検査のみ。
公立高校では私立と違い一般入試でも内申書がひびくので注意が必要です。
また、学区が分けられており、地域に密着した学校です。
とはいえ、地元の学区でなくても普通科でなければ他学区の公立高校を受験することが可能です。
但し、公立高校は1人1校のみしか受験することができません。
◎校風・理念について
私立高校はそれぞれ独自の教育理念を掲げていたり宗教教育も可能なため、独自の学校行事をもっているなど、学校によって校風はさまざまです。
公立や国立では、そういった独自の理念はないため比較的のびのびとしている印象にあります。
高校は、普通教育を目的とした “普通科”が最も一般的ですが、中には商業科や美術科、農業科などの進路に応じた専門的実習に重点をおいた“専門学科”もあります。 “普通科”では、中学で習得したことを基本に予め必修科目が決められており、普通科目を中心に幅広いカリキュラムが組まれています。 しかし、近年これらを組み合わせた“総合学科”というものが増えてきました。
■ 普通科×専門学科=“総合学科”
◎総合学科とは
“総合学科”とは、普通科と専門的分野を組み合わせたカリキュラムが組まれたものです。
もう少し具体的に言うと、幅広い一般科目に加えて、自分の興味のある事柄を選択して専門授業がうけられるというものです。
目標が定まりにくい高校生にとって、進路に向けてチャレンジしてみることができるこの制度は、やりたいことを探るとてもいい機会です。
ですが、いいところばかりではないのが現状です。
当然、同じ学校内で専門授業を行なうと、意見がばらばらに分かれますが、このときに平均的に意見が分かれないことが問題としてあります。
もともと分けられていない学科ですから、当然人気と不人気が出るのです。
こうした場合、必ずしも好きな授業を受けられるとは限りません。
とはいえ、将来の目的がまだまだわからない人にとって、有効な一つの選択肢です。
今後はこうした“総合学科”は増えると予想されるため、この機会に頭に入れておきましょう。
受験において、よく聞く言葉「偏差値」。 なんとなく、学力のレベルを図るものだということはわかるものの、いまひとつどういったものか分からない方も少なくありません。 志望校選びにはとても重要になるものなので、ここでしっかりと認識しておきましょう。
■ 偏差値って??
◎偏差値の考え方
“偏差値”とは、簡単に言えば平均的な「標準値」から、どの程度差があるかを示したものです。
学校の学力偏差値ならば、全体の水準から、どの位置(程度ずれているか)にあるかを表しています。
学力の場合、100点のテストから算出しますので、1点〜100点の半分である50という数字をおおよその基準にし、70=高、50=普通 30=低い というような目安で判断します。
学校の場合、おおよそ学校のレベルが分かるものの、毎年偏差値は変わりますので、偏差値ばかりに目を向けるのは避けたいところです。
また、偏差値はズレを示す値なので、学力を測るテストの場合、計算する人数が極端に少ないときや、テスト問題レベルのバラつきによる個々の点数の差によって参考にし難い場合もでてきますので、注意が必要です。








